1. Tableauでパイチャートをつくるには?
Tableauでパイチャートをつくるにはどうすればいい?
パイチャートは、合計の値に対して、各要素がどの程度の割合を占めて存在しているかを説明するときに使用するチャートです。したがって、パイチャートは要素を比較する際に用いると効果的であるといわれています。
このパイチャート記事を初めてのトピックにしたのは、パイチャートをつくって割合を説明する人が非常に多いためです。
しかし、パイチャートを使用することは推奨しません。
それでも、パイチャートを作成したい方はぜひ利用してください!
推奨しない理由は何か。
パイチャートは要素を比較する際に用いると効果的であるといわれています。
と述べましたが、果たしてそうでしょうか。
上記のチャートで、もしパーセントの記載がなかったとしたらどうでしょうか。
事務用品と家具では8%の差があるのですが、パイチャートではその差が各扇を見ても正直わかりません。また、チャートの色に何の意味も持ちません。
したがって、オーディエンスを混乱させてしまいます。
棒グラフの比較のほうが、円グラフでみるよりも家電と事務用品の差が明らかです。
また、Tableauによると6つ以上の扇が存在する際には、パイチャートは使用しないほうが良いらしいです。
たしかに、これを見てもチャートではまったく何が起きているのかわかりませんね。
上記も踏まえた上で、Tableauでのパイチャートの作成方法を紹介します。
① サンプルデータ「スーパーストア」のデータを選択
② Orderのデータをドラッグ&ドロップ
③ マークを円グラフにして、売上高を「ここにフィールドをドロップ」にドロップ
そうすると・・・
こうなります!
④ 商品カテゴリー毎の合計に対する割合を見たい・・・
マークの色に「カテゴリー」をドラッグ&ドロップ!!!
⑤ 次に各カテゴリーの金額を見てあげましょう!
マークのラベルに「売上高」をドラッグ&ドロップ!!!
&円が小さいので枠を引っ張って大きくしてあげてください。
すると・・・
⑥ 売上金額ではなくて、合計に対する割合を見たいですよね・・・
マークのABC123がついた「合計(売上)」の右側をぽちっとしてください。
簡易表計算を選択して、「合計に対する割合」を選択!!
そうすると、ついに!!!
EXCELみたいに、計算しなくていいからとても楽です。
⑦ 好みに応じて「カテゴリー」をラベルにドラッグ&ドロップしてください。
そうしたら、Tableauでこのチャートをイメージとして保存してパワポに貼り付けるだけ。メニューの[ワークシート]から、画像ファイルとして選択したビュー等をエクスポートする事が可能です。メニュー[ワークシート]→[エクスポート]→[イメージ]を選択。
自ら調べてトライして、スキルアップしてみてください!
私はいつもGoogle先生に聞いています。
TableauはセルフサービスBI(Business Intelligence)といわれるくらい
慣れれば自ら学んでいけるツールです!(慣れるのに5時間といわれています)
Tableauは学生向けに、ライセンス1年を無償で提供しています。
Facebookグループ Tableau For Students
「米国の大学ではTableauをつかうユーザーが増えてきています。Tableauの本社、シアトルに位置するワシントン大学をはじめ、スタンフォード大学、UCバークレーなど、次々に広がりを見せています。そこに日本の大学も負けず、追いつけ、追い越せということで、Tableauを高いレベルで活用していくためのグループページです。 興味持ってくれた方は参加申請してください。」
https://www.facebook.com/groups/226402227732028/
また更新します。
To be Continued....